日本ではあまり馴染みのないブラッククミンですが、エジプトやインドなど世界中の様々な国で植物油やスパイスとして何世紀も前から重宝されています。ブラッククミンの歴史は古代ローマ時代まで遡り、傷の治療や筋肉の損傷などを癒すオイルとしてマッサージに活用されていたそうです。古代エジプトでもブラッククミンの万能さは信頼されており、女性のスキンケアやヘアケアなど幅広く活用されていたと言われています。

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ブラッククミンのオイルはツタンカーメンのお墓から発見されたことでも有名です。「ファラオオイル」とも呼ばれていたブラッククミンは、王様ご用達のオイルだったかもしれません。また、ブラッククミンのスパイスは独特な香りとスパイシーな風味があり、インド料理やエジプト料理などに欠かせないスパイスのひとつです。ビタミンＢ群、必須アミノ酸、オメガ、ミネラルなど栄養が豊富に含まれているブラッククミンは、現在スーパーフードとして欧米などで注目を集めています。